語学の翼で
世界へ飛び立つ。

外国語学部あいさつ

北九州市立大学といえばフロンティアスピリット、と言われるくらい、わたしたちの大学はこの精神を大切にしてきました。それは、外国語教育からスタートした本学において、常に外国語学習と一体となって展開されてきたものなのです。文豪ゲーテは、“Wer fremde Sprachen nicht kennt, weiss nichts von seiner eigenen.”(外国語を知らないものは自国語についても何も知らない)と言いました。これは、外国語を知らない人は一人前の人ではない、と理解することもできるでしょうし、あるいは、外国語を通して見える世界を知らない人は、世界を正しく見ているわけではない、と言い換えることもできるかもしれません。いずれにせよ、外国語ができることとは、それだけの重みを持ったことだ、ということは受けとめておかなければならないと思います。
現在、北九州市立大学の外国語学部は、大学創設以来60年以上の伝統を持つ英米学科と中国学科、さらに1993年に設置された国際関係学科の3学科を有する充実した学部へと成長しています。「語学教育の殿堂」との誇りを持って、皆様に外国語学部をご案内申し上げます。ぜひ、生きた高度な語学力を身につけ、世界に向けて発信できる、国際感覚を身につけて羽ばたいていただきたいと願っております。 皆さんのご入学を心よりお待ちしています。